古新舜監督・長編第2弾映画「あまのがわ」
主演・史織役に福地桃子が決定!
コスモボックス株式会社(本社:東京都杉並区、代表取締役:古新舜)は、2017年8月12日、長編映画「あまのがわ」(2018年公開予定)の主人公・琴浦史織役に、福地桃子さんの起用を決定いたしました。
福地さんは、近年バラエティーを中心に活躍、父親の哀川翔さんとの共演も話題になっています。本作が映画デビュー作、そして、初主演となります。
主人公が持つ空気感、雰囲気を、ぜひ福地さんに演じていただきたいと、起用を決定しました。
本作は、2014年に監督の古新が企画、以来3年間の取材・構想を重ね、来年『明治維新150周年』を迎える鹿児島を舞台に撮影準備を行っています。
西郷隆盛が大切にした、《社会を変える志》、《一人ひとりの踏み出す勇気の大切さ》を、時代を越えて日本全国へ伝えていきたい。その想いを本作に込めて発信して参ります。
他、実力派俳優陣の出演が予定されています。
【映画のストーリー】
「心を無くした彼女は、身体を無くした彼と、旅に出る」
主人公の史織は、祭りの太鼓奏者であったが、教育に厳しい母親との葛藤から自分自身のやりたいことを見失ってしまう。祖母の入院をきっかけに鹿児島を訪れ、その道中で分身ロボットと出会う。史織は、神秘の島・屋久島で困難やトラブルに見舞われながら、自分探しの旅に出かける。
【主人公・史織に関して】
史織は、大好きな祖母から教わった太鼓の演奏が大好きな女子高生。人工知能の研究者である母親の厳しいしつけから、母とは不仲になり、自分の心を閉ざし、やがて不登校になってしまいます。そんな彼女が、祖母からのお願いで屋久島に一人旅立つことに。様々な人との出会いから、物事をやり抜くことや誰かのために行動をすることの大切さを体験していきます。彼女がこの体験を通じて、たどり着いた自分とは?
彼女の心の成長物語をお届けいたします。
【史織役・福地桃子さんコメント】
新たな挑戦ということで嬉しい気持ちや楽しみな事も沢山ありますが、初めての事だらけで正直今は不安な気持ちでいっぱいです。ですが、初めてだからこそ新しい発見は必ずあると思うので、この作品を通して成長できるように頑張りたいです。
【監督・古新舜よりコメント】
自分は学生時代、対人関係がとても苦手で、自分はなんてダメな人間なんだと思い込んでいました。大学卒業後、映画制作と出会い、仲間の大切さ、他者との協働のあり方を体感し、自分だからこそできることは何か? と考えるようになりました。
東日本大震災の際、福島県南相馬市でボランティア活動を行ったことをきっかけに、私たちの幸せとは、自分たちが囲まれている環境や自然、仲間を如何にみんなで愛せるか、だと感じました。前作「ノー・ヴォイス」はその視点を元に犬や猫と人間が共に幸せに生きる社会の実現に向け、大切なことは何かをメッセージに込めました。前作を作る過程で、様々な活動に勇気を持って挑戦している方々と接した時に、主体的に行動することの大切さをひしひしと感じました。そして自分自身、決められた人生のレールから外れたことが、現在の活動に繋がっていることを実感しました。
この映画に、「失敗を恐れずに踏み出す勇気」の大切さをメッセージに込め、発信してまいります。
◆撮影予定 2017年11月
◆公開予定 2018年下半期
◆ロケ地 屋久島、種子島、鹿児島市内、東京都内
◆主 演 福地 桃子(映画初出演・初主演)
◆監督/脚本 古新 舜
◆撮影監督 陣ヶ尾 達也
◆プロデューサー 松本 沙織、森 武彦、田村 昌裕
◆地域協力プロデューサー 植村 耕二、 黒坪 則之
◆キャスティング 渡邉 直哉(パロマプロモーション)、柳井 宏輝(パロマプロモーション)
◆制 作 コスモボックス株式会社 (http://cosmobox.jp/)
◆コンセプト映像(3分58秒) https://youtu.be/A4A9pFzxiPk *ナレーション 杉本 彩
◆公式HP https://www.amanogawa-movie.jp/
監督:古新 舜
映画監督・コミュニケーションデザイナー
学生時代にいじめや引きこもりを経験。大手予備校物理科講師を10年勤め、現在は映画監督となり、映画を通じてコミュニケーションを育むことをテーマに活動をしている。米国アカデミー賞公認映画祭ショートショートフィルムフェスティバル2年連続入選、山形国際ムービーフェスティバルW受賞など、過去の作品でのべ30以上の映画祭で受賞・入賞を果たしている。初の長編映画「ノー・ヴォイス」では、捨てられる命ゼロを目指してをテーマに、日本の殺処分の現状と犬猫の命の大切さを描ききり、劇場公開から三年経つ現在でも、各地で上映会が行なわれている。